食に関するコラム
このコーナーでは、暮らしのちょっとしたヒントや、気になるテーマをいろいろな角度から取り上げ、定期的におすすめしていきたいと思っています。皆様からの耳寄りな情報や、気になることも随時お待ちしています。
お釜 今回のおすすめはお米(その2)
前回は、お米の選び方をご紹介いたしましたが、参考にしていただけましたでしょうか?
今回は、いつものお米を1ランク上のご飯にするためのコツをご紹介いたします。
 
おいしい炊き方
昔、お母さんがお米を研ぐ姿を思い出すと、お釜に向かってごしごし研いでいたように思いますが、今では精米技術が向上したため、さっと研ぐ方がおいしく炊けるようです。
  • 研ぐ
    最初は米の周りの汚れをさっと洗い流す感じで、軽くかき回して水をすぐ捨てます。次に両手で軽く擦り合わせるようにやさしく研ぎます。のんびりやると水に溶けた糠がまたお米に付着して糠臭くなってしまいます。あくまでも力を入れずに手早くやるのがポイントです。

  • 浸す
    お米を芯までおいしく炊くために、十分に吸水させて炊くことをおすすめします。水加減や吸水時間はお米の品種や産地によっても違いますが、おおむね春や秋は1時間、夏は30分、冬は2時間が目安です。急ぐときには30〜40℃のぬるま湯で30分くらい浸けおきすると良いそうです。

  • 炊く
    “はじめちょろちょろなかぱっぱ”という言葉がありますが、お米を炊く際には徐々に加熱するより一気に加熱した方が、お米のでんぷんを外に出さないようにしたり、炊きムラをなくすことができるそうです。昔ながらの薪で炊く方法やガス炊飯器は、まさにこの炊き方なので、おいしく炊けるとのこと。新しい炊飯器を購入する際には、迷わずガス炊飯器か、一気に火力を上げることができるIHの電気釜を!また、水加減ですが、新米を炊く際には古米よりやや少なめくらいがちょうどよく、8割炊き(お釜の容量の8割くらいで炊く)や追い炊き(炊きあがったあと3分くらいして再度加熱して水分をとばす)もおいしく炊くコツです。

  • 蒸らす
    最後までコントロールしてくれる炊飯器なら炊きあがりの合図を待てばよいのですが、そうでない場合は炊きあがったあと、すぐにお釜を開けず10〜15分くらい蒸らして上げて下さい。その後、余った水分を逃がすために、しゃもじで底から返すように混ぜて下さい。その際はお米の粒を潰さないように気をつけて!

賢く保存する
お米は長期の保存が可能だといっても、お米だって生鮮食料品です。精米したあとは味が落ちていきますので、家庭で長期保存をするのは避けたいものです。夏場なら半月、春は1ヶ月、秋冬なら2ヶ月が家庭での保存の目安です。場所は15℃くらいの風通しのよい冷暗所がベストです。冷蔵庫などで密閉して保存するのも良いそうです。また、炊いたお米は、炊きたてを一食分ずつラップで包み、冷凍庫に入れて保存する方がおいしく食べられます。

「独り言」
お鍋 冬といえばやはりお鍋。お鍋の最後の楽しみといえば、やはり「雑炊」でしょう。どんなお鍋でもできるし、具からだしがよく出たスープで作る雑炊はホントにおいしいですね〜。ご飯たちにとってもお鍋は大切なお友達。温かいまま食べてもらえず、かといっておにぎりにもなれなかった「冷やご飯」たちが、おいしさを主張できる“冷やご飯の花道”と行っても過言ではないでしょう。ちなみに、雑炊にお好みで卵を加える際には、卵を入れたあと1、2回軽くかき回したあと蓋をして1分ほど蒸らすとよいですよ。以上、鍋奉行からの提案でした。
ところで、最近の私のお気に入りはキムチ鍋(チゲ)です。つい最近、高級スーパーで見つけた「キムチ鍋のもと」が、予想をはるかに上回るおいしさだったので、すっかり“はまって”しまいました。他の商品と比較して価格が二倍以上するので、購入するときは一瞬考えてしまうのですが「どうせならおいしい鍋を食べたい」という心の囁きには勝てず、そうなると、どうせならおいしい豚肉を、どうせならお野菜も!などと、どんどん「どうせなら病」が加速し、いつの間にか高級鍋が出来上がっていたりするのです。だけど、お料理ってちょっとした工夫や調味料の善し悪しで随分差がでるものですね。今までと同じ具材でも、上質の調味料を使えばいきなり「お料理上手な私」に変身できたりする(かもしれない)。濁り醤(一切火入れしていない生の醤油)、使ってみて下さい。「セコムの食‘98冬号」の売れ筋商品ですよ。
  猪口 ゆみ
今月のおすすめホームページ
お米情報(提供:(財)日本穀物検定協会)

お米の育ち方や、歴史などが詳しく紹介されています。
(http://www.kokken.or.jp/)
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